先月に引き続いて草木染め企画の第二弾!
今回は、外から来た生き物を使っての草木染め。。
名はオオキンケイギク。黄色で綺麗で強靭な花を染料にしてみました。
新潟県上越市在住。東京でのお仕事から、地元へ戻り家業の米作りと、染物職人としての二足のわらじを履き8年。
2020年から染物職1本に絞り活動を開始し、昔からの発酵による藍染にこだわりながら、お客様が喜んでくれることを一番に、豊かな自然の恵みから得られる美しい色の服や糸づくりに取り組んでいます。
まずは、染料に用いるオオキンケイギクについての説明を。
6月ごろに黄色い大きな花を咲かせるオオキンケイギク。見ている分には
綺麗な花なのですが、実は外来の植物。
どうして駆除作業が必要なのか?外来種ってなに?
子どもたちに少しでも伝わるように、お話させて頂きました。
さて、さっそくみんなで採集してみよう!
オオキンケイギクをみんなで抜いていきます(^^)
オオキンケイギクがたくさん!!
どれでも好きなのを選び放題♪
根から抜きたいけど、茎が切れやすく
て上手に抜けないのです(;一_一)
根っこからキレイに抜けたね!!
大量大量!!
採ってきたオオキンケイギクは、草木染めに使うため花の部分でカット✂
いよいよ染めるための染料をつくって
いきます~( ̄▽ ̄)
どんな色に染まるのか…
想像しつつ花を漬けていきます。
花の色が十分に出るまで、今度は模様
づくりをしていきます。
輪ゴムで縛った部分は染まらない。
どんな模様にしたいか、考え中。
完成かな?
思い通りに染まるといいね☆彡
オオキンケイギクから色が出たら、
ザルで濾して、染料だけにします。
オオキンケイギクの染料。
どんな色かな?どんなにおいかな?
せ~のでハンカチをドボン!
染料に入れたハンカチは、
ぐるぐるとかき混ぜていきます。
ザルにあげてみると、おお!
すでに染まっている…のか?
色を定着させるため、ハンカチはしば
らく鍋に入れたままに。
茹でている間は、オオキンケイギクの駆除の時間!
とれとれ~~!!
取っても取ってもなくならないΣ( ̄□ ̄|||)
外来種、恐ろしや。
さていよいよお待ちかね。
浸していたハンカチをひきあげます。
さてさてさて…
どうなっているか…
どどーーん!!
オオキンケイギク、とても綺麗に染まりましたよ~~!!
今回は、外来種のオオキンケイギクを使っての草木染め体験会でした!
駆除するのも一苦労な植物ですが、草木染めにも使えましたね~~。
どこにでも生えてるオオキンケイギクですが、
目の敵にするだけではなく、
生活に彩りを与えてくれるんだとわかると見方も変わってきます。
楽しく学べる体験会となりました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!!
今回ご協力頂いた皆様 ありがとうございました!