草木染めって聞いたことはあるけど、実際どうやるの?
2020年に引き続き、今年も開催いたしました。
今回はフキ!「フキの葉」や「ふきのとう」を使って染めました!
新潟県上越市在住。東京でのお仕事から、地元へ戻り家業の米作りと、染物職人としての二足のわらじを履き8年。
2020年から染物職1本に絞り活動を開始し、昔からの発酵による藍染にこだわりながら、お客様が喜んでくれることを一番に、豊かな自然の恵みから得られる美しい色の服や糸づくりに取り組んでいます。今回は奥さんにもご参加いただきました。
天気はくもり。今にも降りだしそう、、、
そんな中でも宇賀田さんのトークは健在♪
分かりやすく、それでいてほんわかしたトーンでお話してくださった
おかげで、始まってすぐに参加者のハートをぐっっと掴んでいました。
場が宇賀田さんの雰囲気に包まれます(^^)
今回の染める原料は「ふき」
まずはハサミで採るところから。
ふきは手につくと色がつくんだ!
たくさん採る方、じっくり選ばれる
方、採集一つとっても人柄が出ますね
採った「ふき」を講師の宇賀田さんに
見てもらう。
「いっぱい採れたかな~?」
採った「ふき」は鍋の中でぐつぐつ
煮込んで。
出来上がりの色が楽しみ♪
染料ができるまで、今度は模様をつく
ります。生地を丸めたり縛ったりする
ことで、色んな柄になるんだって!
「どんな模様になるのかな」
頭の中で想像しながら、自分だけのオ
リジナルの染め物をつくっていきます
参加者の方が縛った生地を見せていただきました。
これがどうなるのか、、、ぜんぜん想像できない(*_*;
そうこうしているうちに、「ふき」
から色が出てきたみたい!
キレイな黄色になっています!!
「ふき」を鍋から取り除いてから、
いざ生地を鍋の中へ!
果たして果たして!!
生地だけじゃなくて今回はこれも!
蚕の繭。絹の原料ですね。
これもきちんと染まるのかな??
「ふき」の色が生地につくまでに、
ちょっぴり番外編。
藍染めの体験もできちゃいました!
生地を手で握って藍の染料の中へ入れ
ると、、、じゃーーん!!
藍色に染まってる!!
握った箇所は染まらずに、ほかの部分
は藍色に。生地を強く握るか優しく握
るかだけでも、柄が全然違う!
生地に色をつけるには、染料に漬ける
だけじゃ足りない。
色を定着させるためにもう一工程。
染料に十分に漬けた後で、生地を定着
液に漬ける。こうすると、色がくっつ
いて、落ちにくくなるんだ!
今回使ったのは二つの定着液。
左の黄色の液がミョウバン液で、こっ
ちの黒い液が鉄分を含んだ液体。
生地を定着液にしばらく漬けたら水に
くぐらせて、よ~く絞って、、、。
ば~~ん!!
こちらは鉄の定着液につけた生地。
淡い黒色に染まっています(*'▽')
こちらもば~~ん!!
ミョウバンの定着液に漬けると黄色く
染まるんですね。かわいい靴下(*^^*)
もっともっとご紹介!世界にここだけ自分だけの染め物ができました!
繭も鮮やかに染まってる!!(≧▽≦)
活動の後はお昼ご飯♪
オールスターキャスト様の豪華なお
弁当をいただきます(*´▽`*)
お食事の途中をパチリ。
動いて考えた後だから、おなかも
ペコペコ。
お隣のテーブルにもお邪魔して。
ザーザーぶりの雨に負けないくらい、
笑い声が聞こえていました。
本来は午後、外での活動があったのですが、雨足も強まってきていたの
で午後の活動は次週に延期(´;ω;`) こればっかりは仕方ないですね。
今回はあいにくの天気でしたが、多くの方にご参加いただきました!
子どもたちも大人の皆さんも、大変楽しまれていたのが印象的で、
まさに大盛況の活動でした!!
講師の宇賀田夫妻、参加された皆さん、おつかれさまでした!!
今回ご協力頂いた皆様 ありがとうございました!
チラシ制作
もの、つくります。
多田真里さま